上昇体験記 2023年度生

弘前大学 医学部 医学科 進学

2023年度生 K.S先輩

昨年の滋賀医科大学医学部医学科合格発表のページに私の受験番号はありませんでした。受験に失敗した、というよりは、やはり実力が足りなかったか、と思いました。そもそも学校の定期考査すら赤点回避に必死で、模試でもほぼE判定しか出たことがなかったからです。

浪人生活を始めるにあたって、医師を志す気持ちに揺らぎは無く、自分にはまだまだ伸びしろがたくさんあると感じ、伸びる自信もありました。また、勉強が好きなこともあり、これからの一年にワクワクしていました。思う存分勉強し直せるぞ、と。

しかし、大量の受講をこなしていくのは簡単なことではありませんでした。内容を深く理解しようと本質的な部分を考え、調べているとあっという間に時間が過ぎ、見る見るうちに受講が遅れていきました。また、自分では実力の伸びを感じていても、模試の点数はなかなか上がりませんでした。夏ごろになり、時間的、物量的に追い詰められつつあった私は、一年間を勉強以外すべきことがない状況に置いても高校内容すら極められないことに無念を感じていました。一方で、勉強、学習には果てが無いことを悟り、そのスケールの壮大さに圧倒され、学びたいとより強く思うようになりました。

受講の進みが芳しくない中、担任の先生と一週間の学習の方向性を考える毎週の面談は、計画を立てることが苦手な私にとってありがたいシステムでした。また、高卒生総合コースの仲間と進捗を競い合うことで、高速基礎マスターの完全修得が促され、修得した分野について格段に理解しやすくなりました。もっと早くから高速基礎マスターの完全修得を目指すべきだったと思っています。

勉強を進めるうちに、日常のどんなことでも学習内容に結び付けて考え、逆に学習内容は日常の場面に置き換えて考えるようになりました。日常生活と学習の境界をなくし、事物と事物を双方向的、多方向的に関連付けて捉えた方が学びが身になるとわかったからです。

長くも短い一年は人生について考えたかけがえのない時間となりました。医学部医学科への合格は、浪人すること、予備校に通うこと、勉強に集中した生活を送ることへの意思を家族が理解し、協力し、応援してくれたから成し遂げられたことです。この先もずっと勉強の日々は続きますが、学べる環境への感謝と周りの人への感謝、学びを楽しむ心を忘れずに励んでいきたいと思います。

早稲田大学 法学部 法律主専攻 進学

2023年度生 H.S先輩

浪人すると決め、5月から東進に通い始めて入試までの期間を振り返ると、辛い時期もあったけれど、環境に恵まれ精神的に成長できたのですごく良い思い出になりました。通い始めてから7月までは先にある入試の事は考えず勉強をしていました。授業は基礎が中心で受講と復習が終わったら予習をするというルーティーンを続けていました。また、自分に向き合う時間ができ、これまであまり真剣に考えてこなかったこれからの人生について考え悩む時もありました。8月の共通テスト過去問演習会では本番と同じ形式で色々と試行錯誤して有意義な時間でした。9月からの私立対策を通して学力が一気に向上しました。志望校の過去問や単元ジャンル別演習で難易度の高い慶應SFCの英語を解いたり、林修先生の私大対策授業を受けたりして学力が伸びました。10月はメンタルが不安定で勉強に集中できた次の週はあまり集中できないというサイクルを繰り返していたけれど、高卒総合コースの人が話かけてくれて友達になってくれたこともあり11月、12月は勉強に集中できました。共通テスト1週間前は一番集中して勉強に取り組めました。古文で満点を取るまで一日中解いた日もありました。共通テスト後から最初の私立入試まではメンタルが不安定で勉強に集中できず、最初の私立入試の後の勉強ができる日は東進に行ったものの1時間位しか勉強できませんでした。しかし、家族の支えで試験に集中でき第一志望校に合格できました。また、共通テスト後英語が不調だったけれど、構文を予測して音読すると調子が戻りました。東進での日々で環境や応援してくれる人の大切さを学びました。校舎の先生、一緒に頑張った仲間、元気をくれた友達、家族、支えてくれた人全員に感謝しています。これからもこの気持ちを忘れずに生活したいです。

金沢大学 人間社会学域 人文学類 進学

2023年度生 F.N先輩

四月に志望校合格を決意し、勉強だけに集中した一年となりました。時の流れは短いように思えましたが、振り返ってみれば長い時を過ごしてきました。この一年で様々経験をしました。まず、勉強というものに初めてしっかりと向き合いました。今までは適当にしていても学校のテストなどで点数は取れましたし、模試でも点数は取れていました。しかし、大学受験というものはそう上手くはいかず、挫折を経験することになりました。この経験から、今年は勉強に向き合おうと覚悟しました。しかし、日々勉強に励みましたが、模試の成績はあまり上がらず、自分の挑んでいる壁の高さを知りました。ですが、模試の結果が悪くても諦めずに勉強を続け、様々な工夫をすることでモチベーションを維持することでなんとか志望校に合格することができました。また、この一年では他にも学べたことがあります。それは親や友達の支えです。今まで親のしてくれることは当たり前だと思っていました。産んだ責任は育てることで果たされるものだと疑いもなくその行為を受け入れて生きてきました。しかし、もう精神的に自立し、経済的にも自立できる年齢にもなって、一度挫折した自分をそれでも応援してくれる親には感謝しかありません。友達も自分のことを馬鹿にせず、純粋に応援してくれて、時には相談に乗ってくれて改めて大事にしようと思えました。これから私は大学生になり、また勉強をしていきますがこの一年の経験が生きるように諦めず続ける努力と周りの人達への感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきたいです。

上智大学 法学部 国際関係法学科 進学

2023年度生 M.A先輩

私は正直もう1年頑張るかどうか決断出来ずにいました。私以外の友達は進学するのに自分はまだ受験生という状況が受け入れられなく、私も滑り止めの大学に進学して受験を終わらせたいという気持ちがありました。しかし私自身負けず嫌いで自分が自分に納得できるようにしたいと思っていたので、もう1年頑張った結果がどうであれ、その過程が自分の財産として残ればいいなと思って浪人を決断しました。もちろん結果が出ない度に心が折れてしまうこともありましたが、私はこの1年間とにかく自分と向き合うようにしました。結果や事実を受け止めて落ち込むのではなく、自分がその結果に対して何を得るかということを重視しました。これが現役時と大きく違う部分だと思います。とにかく問題を解いている時、自分の頭がどうなっているのか書き出して分析して何をすべきか考えたり、結果から自分が志望校に近づくためには何をすればいいのか、何をするだけで受かるのかというふうな考え方をするようにしました。そうすると落ち込むことも無ければ、不安に思うことも無く、むしろ自分への自信を本番までに蓄えることができました。現役時代1校しか合格を貰えなかった私が浪人してMARCH全勝、上智合格という納得できる結果が出せたのもこのノウハウのおかげかなと思います。努力は時々自分を裏切ることがありますが、自分が志望校にかけた時間や思いは今後の人生においてかけがえのないものとなります。弱い自分から逃げずに自分と向き合い続けること、それこそが成功の鍵だと学びました。最後に、浪人の選択肢を与えてくれ、全力サポートしてくれた両親、励ましてくれた先生方、友達、皆さんには感謝してもしきれないです。本当にありがとうございました。私は浪人してとても良かったです!

新潟大学 工学部 工学科 進学

2023年度生 K.M先輩

私は現役のとき、某公立大学の後期試験に合格していましたが、微妙に私の志望している学問と違っていたこと、そして今までの自分の不真面目さが許せず、もう1年勉強して変わろうと思い、辞退することにしました。今までの私がどうだったのか説明しますと、課題をまともに出さない、授業は大体寝ている、理系でありながら点数はほぼ文系という酷い有様でした。心機一転変わろうと思い1年浪人した結果はどうだったのかというと、あまり変わっていないかもしれません。でも、点数は苦手だった英語が伸びたおかげで完璧な文系になりました。ならお前はこの1年何を改善できたのか、と問われると答えは1つしかありません。演習量です。私は今まで自主学習と言うものをまともにしたことがなかったため、毎日のように演習しては振り返るというのは大きかったと思います。でも基礎がないのはかなり辛かったので授業は真面目に受けた方が本当にいいと思います。最後にこれを見てくれている方へ浪人すると決めたのはなかなか勇気のいる決断だとは思いますが大丈夫です。こんなダメ人間の私でもなんだかんだで第一志望校に合格しているので私より酷い生活をしない限り割とどうにかなるかもしれません。そして、結局苦手なものは苦手なのでそこは無理をせず、得意を伸ばすというのも戦略としてアリだと思います。現に私は文系科目でごり押すという理系として何かを間違えた方法で合格を勝ち取ったので、これから頑張ってください!

長岡技術科学大学 工学部 工学課程 進学

2023年度生 S.Y先輩

私は東進での日々を振り返り、長いようで短い一年だったなと感じました。4月から7月は受講を進めて、共テや二次試験で必要な知識をしっかり学習して定着させることを頑張りました。特に数学や物理などは基礎から学び直しました。また、基礎マスターなども使って、くり返し復習しました。8月は過去問合宿ということで、苦手な分野や弱点などを見つけ出してテキストや模試などを使って克服していきました。10月頃からは単元ジャンルなども使ってより応用的な問題に取り組んでいきました。また、面談では大学決めなどでたくさんアドバイスをもらいながら自分の目標を決めることができました。12月や共通テスト直前は全教科一通り目を通して共通テストに備えました。共通テスト後は数学や物理の記述式問題を中心に取り組みました。

後輩へのメッセージは、受験直前は焦らないということです。焦ってしまうと、心理的余裕がなくなり、問題に取り組む時に、集中力を欠いてしまい全力で取り組めないということが起こってしまいます。なので、共通テストや二次試験直前や行っている最中は、周囲の人の目は気にせず、また、前に取り組んだ教科のことは考えずにやるべきことをしっかり定めて、目の前にあるものに全力で頑張ってください。おすすめは、イヤホンなどでお気に入りの曲を聴いたりすると落ち着きます。

今後は、大学で研究や学習を行って、将来はそれらを活かせる職業について、頑張っていきたいと考えています。しっかりとした目標や志を持って大学生活を送っていきたいと考えています。

奈良教育大学 教育学部 学校教育教員養成課程 進学

2023年度生 N.N先輩

私は高校生活で周りの人と上手くコミュニケーションをとるために多くのことを本やインターネットで調べて勉強していました。しかし、受験で必要な勉強を疎かにしてしまい希望する大学に落ちてしまいました。そこで東進で一年浪人することを決めて、映像授業や高速基礎マスタ-、単語帳を使用しながらスタートしました。初めはそこまで長時間勉強することが苦に感じず、同じ高卒生のメンバーと時々話すことでリフレッシュをしたりなど余裕がありました。しかし、数学や化学などがあまり得意ではなく勉強しても模試でなかなか点が伸びないので、ますます嫌いになりました。それでも途中でやめてしまったらここまで頑張ってきたことが無駄になってしまうと感じ、嫌でもやるしかないと先の楽しみを考えながら勉強をしました。英語は単語帳をひたすら繰り返して読むスピードを上げていきました。そして、共通テストが終わり後日志望校判定でA判定を取ることができました。私が希望していた大学は二次試験が小論文だけだったので共通テストで失敗しなかったことにとても安心しました。二次試験の小論文に向けては過去問を東進の先生から頂き対策を進めていきました。そして、二次試験の本番で「どういった時にコミュニケーションがうまくいったと考えるか述べよ」と言う問題が出題され、受験に必要ではないけれど今までずっと悩んで頑張って勉強してきたことが役に立ったと思いました。受験に必要かどうかよりも勉強することが大事なのだと学ぶことができた一年でした。今後、大学で専門的な知識を学びたくさん勉強して、一人でも多くの子どもを幸せにできる先生になれるよう頑張ります。

高崎経済大学 経済学部 経済学科 進学

2023年度生 O.Y先輩

自分は滑り止めしか受からず一度は大学へ進学していましたが7月頃浪人を決意しました。勿論、もう一年受験をする辛さ、これで受からなかったらという不安もありました。しかし、勉強をはじめるとそういった不安は消え成績を上げることに専念することができるようになり、成績は順調に上がっていきました。これらのことから浪人生活では合格や学力を得る以外にも親や周りの方への感謝や成し遂げた自分への自信をもつことができました。そのため自分は浪人をして良かったと感じています。

成城大学 法学部 法学科 進学

2023年度生 S.F先輩

私は高校生のとき、体調が優れず休むことが多かったです。勉強面でも良い成績は取れなくなり、浪人するときは“やっぱりどこも受からなかった”とすんなり受け入れることができました。勉強が好きではない私は予備校を探すとき東進のスマホ預け、登校日と登校時間が決められている制度がとても合っていて即決でした。担任の先生と面談をして自分に合った勉強計画を立てることで、それに沿って勉強できるので不安が少ないことも魅力的です。今、大学合格してから振り返るとこの1年間はあっという間でしたが、正直“残りあと何か月”“今回の模試もぜんぜん上がっていない”など辛い気持ちは常に抱えていました。しかし浪人したくてもできなかった友達もいて、今自分がいる環境はとてもありがたいことなんだと気付かされ、少しの辛いことも先生方のサポートや同じ浪人生との相談で助けられてきました。1人では何もできない私の周りにいた人々への感謝を忘れずに、大学でも勉強を重ね、留学や資格取得など、さまざまなことにチャレンジしていきたいです。

日本大学 理工学部 土木工学科 進学

2023年度生 K.S先輩

去年の3月、志望校に全落ちしてしまい、浪人を東進で過ごすしか選択肢がありませんでした。しかし、入学した4月の当初は、正直どのような学習をすれば良いのかよくわからず、それどころか 6月の模試の点数が現役時の共通テストの点数よりも下がってしまいました。 けれどそんな時 、この校舎の講師陣は自分に「今の結果が悔しいのならこれから挽回しろ。」とエールを送ってくれたのです。それから少しずつ目の前の苦手教科の克服のために これからは本当の意味で受験勉強に取り組もうと決心しました。途中プレッシャーで挫折もあったけど、諦めないで単元ジャンル演習や高速マスターなどを進めていったおかげで、特に英語の偏差値を10以上上げることができて達成感を味わうことができました。 ただ、 化学などの理系科目の理解度が中途半端なまま入試を迎えてしまい 、そのせいで第一志望に受からなかったのは残念でした。 ですが、今までの積み重ねが功を奏し、かろうじて第二志望に受かることができました。ここで僕は高卒コースで成し遂げられたことと成し遂げられなかったことがはっきりしているので 、これらをあやふやにしないで、 大学生活やこれからの人生に活かしたいと思いました。結果として、両親や駅前校の職員方、そしてそれに携わった周りの人の支えがあってこその合格だったので、心より感謝しています。 最後に後輩の皆様方へ。 受験勉強という約1年の期間はかなり辛いと思うけれど、後々振り返ってみればきっと一生の思い出となるはずなので、そのために第一志望校合格という目標に向けて 1日1日を無駄にしないで、日々の勉強で全力を尽くしてください。応援しています。

帝京大学 経済学部 経営学科 進学

2023年度生 O.A先輩

私は行動に移すのが遅く、大学に行きたいと思い始めたのは、高校卒業直前になってからです。しかし、勉強をまともにやってこなかったので基礎固めもできておらず、そんな状態のなかで、高卒生として東進に入塾しました。

前でも書いた通り、勉強をまともにやってこなかったので、最初はすぐに諦めたりせず続けることができるのだろうかと不安に感じていましたが、集中して学習できる環境や、先生方のサポートのおかげでそんな不安だった感情はすぐに無くなり、とても嬉しかったのを覚えています。そして同じ高卒生の人達が勉強している姿や、週間ミーティングによる学習量の可視化は良い刺激となり、やる気を高めてくれるので良かったです。

残念ながら、自分の第一志望としていた大学には合格することはできなかったけど、東進に通っていた約一年間自分を大きく成長させてくれるきっかけを与えてくれた場所なので、とても感謝しています。そして今後は様々な活動や、人との関わりを通して視野を広げ、社会に貢献していきたいです。

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