上昇体験記(2016)

K.M先輩(2016)長岡高校出身

東北大学 教育学部 教育科学科進学

 現役の頃は、予備校を全く信用していませんでした。学校の授業があるのにどうしてもう一度授業を聞かなければならないのか、という疑問を持っていました。しかし塾を否定し独学を貫いた結果、前期と後期の両方が不合格となりました。そこで、すべてのプライドを捨て浪人生として東進に通うことになりました。それからの僕はひたすらに勉強をしていました。やはり人間はつまらないプライドを捨てると強くなるものです。

 具体的には、無意味だと思っていた東進の授業を真剣に聴き、徹底的に復習をしました。その他にもセンター過去問演習や大問別演習、二次添削講座の過去問演習を何度も反復しました。この甲斐あって、8月以降からマーク・記述問わず、ほとんどの模試で第一志望においてA判定を取り続ける実力がつきました。

 また東進での学習において、苦手科目を得意科目に変えることができました。僕は現役の頃、英語と古文が苦手で、マーク模試でも5~6割位しか取れていませんでした。しかしそれは、英語では英単語・熟語・英文法、古文では古語単語・助詞・助動詞などの基礎知識の欠落が原因でした。東進の高速基礎マスター講座にはこれらを重点的に強化できるコンテンツが含まれていたので、僕はマスターをやり込み、英語と古文の土台を作ることに成功しました。そして、試験における得点の向上にもつなげることができました。

 東進のおかげで、僕は大学教育の基盤となる学力を身につけられたと思います。この一年間の経験を生かして、様々な事に精通する幅広い知識人になりたいです。今まで支えて下さった皆様、本当にありがとうございました。

M.T先輩(2016)柏崎翔洋中等教育学校出身

新潟大学 医学部 医学科進学

 私の第一志望校は東北大学医学部医学科でした。志望理由は、将来研究医になるためによい研究環境が整っていることと、多くの留学生がおり、自分の外国語の力を伸ばすことができると考えていたからです。私は将来、原因や治療法の分かっていない病気の研究を通じて、多くの患者さんを救いたいと考えています。その目標から逆算して志望校を決定しました。

 私が今年新潟大学医学部医学科に合格することができた要因は大きく分けて2つあると思っています。

 1つ目は膨大な量の演習です。私は今年「一点の重み」を強く意識して学習をしました。そのためにセンター試験の過去問や大問・分野別演習で様々な問題に触れ、その復習をすることで、一歩一歩進めてきました。あえてコンディションの悪い状態での演習や、大幅な時間短縮など、様々な条件でも高得点を確実にとるための演習をしました。ここでのセンター試験対策演習はその後の二次演習対策の基礎となり、センター試験対策の重要性を改めて感じました。二次試験対策では、標準的なレベルの問題集・マスター上級編、東進のテキストの反復を通じて演習を積み、答案練習講座で記述力を高めました。

 2つ目は同じく大学合格を目指す仲間と競える環境です。私は高卒生として1年間過ごす間、友達と問題を出し合ったり、相談をしたりしてお互いに励まし合うことで一年間頑張り続けることができたと思っています。毎週のHRで向上得点や演習数を競い合ったことが、自分の学力をより一層高める要因になったと思います。私はある昼休みに別の高校卒の高卒生のグループに参加しました。そこでは自分の苦手な古文単語を即答したり、細かい知識の問題の出し合いなどが行われており、その後の学習意欲への刺激になりました。

 大学別模試の判定や担任との面談を通じて最終的に新潟大学に出願することを決めました。しかし、大学卒業後に研究医になるという目標は変わっていないので、その目標を追い続けたいと思っています。皆さんも大学卒業後に自分のなりたい姿を強く意識して、志望校合格を目指して頑張ってください。

Y.M先輩(2016)長岡高校出身

兵庫医科大学 医学部 医学科進学

 私は地元の東進で2浪し、今年医学部6校から正規合格をいただきました。この2年医学部受験の厳しさを痛感し続けてきたので、今年こんなに多くの合格をいただけて、本当に嬉しいです。

 浪人中は一生懸命勉強しているからこそ、結果が出ない時期が辛かったです。なかなか成績が伸びず、何が正しい勉強法なのかわからなくなって迷う私を、いつも正してくださったのは担任の先生でした。東進の先生方はいつも私としっかり向き合ってくださいます。私はそれがとても嬉しかったです。また、浪人中は多くの仲間にも助けられました。お互いに勉強を教えあったり、励ましあったりする中で、勉強への姿勢や困難との向き合い方について尊敬できる友人がたくさんいました。そのような環境で刺激されながら学べた日々は私の財産です。

 本科生の後輩の皆さんに伝えたいことは2つです。まず目的意識をしっかり持ってください。何のために浪人するのか、それがはっきりしないままではいずれ来る辛い時期に耐えられません。もう1つは友人をたくさん作りましょう。同じ辛さを共有できる友人は浪人中の心の支えです。多くの人と関わってたくさん刺激を受けてください。

 私は将来地域医療に貢献したいと考えています。多くの方々のおかげでやっと医師へのスタートラインに立てました。これからも一層努力し、患者さんの痛みに寄り添える医師を目指します。

K.T先輩(2016)長岡大手高校出身

早稲田大学 先進理工学部 電気・情報生命工学科進学

 浪人生での合格でしたが、合格という事実以上に今年の経験は、自分を見つめ直せるとても大切なものであったと感じます。東進での日々は、勉強ばかりの日々でしたが、私にとっては、なぜか楽しくて幸せなものでありました。

 私がそのように感じる理由はいくつかあると思いますが、やはり一番の理由は一生懸命に1つのことに頑張れる環境があったからだと思います。そのような環境を用意してくれた周りの人々には感謝を忘れないようにしたいです。おそらく東進以外の場所ではこのような結果は残せなかったのかな、とも感じます。

 また、最終的に志望校へ合格できたことはやっぱり嬉しいです。しかし、人が言うように、合格することはあくまで途中の通る道であって、最終的な目標ではないということもその通りだと思いますし、勉強が人生のすべてでもないと思います。これから大学受験を控える方々には、そのことを理解して、主体的に勉学に励んでほしいと思います。主体的に取り組めればほぼ間違いなく自分の納得のできるところへ、最後には落ち着けると思います。

 東進のコンテンツは余すところなくすべて使ってみることをお薦めします。特にネット上に過去問が載っているサイトは私はとても重宝しました。

 私の今後の目標は、近々の目標としては、会話に問題のない英語力を身につけることであり、大きな目標としては、グローバルに必要とされる人となることです。これから受験を控えている方々も、是非自分の目標とするところへ向かって、努力を続けていってください。

M.H先輩(2016)長岡高校出身

千葉大学 工学部 総合工学科 共生応用化学コース進学

 三月中旬、東進で一浪することを決意し、志望校を定め、一年後のビジョンを明確にしていざ一年間の浪人生活が始まりました。慣れない環境で朝九時から夜九時半まで講座を進めては復習を繰り返す毎日。学力向上、志望校合格、それだけを目標に、またこの逆のことが起こる不安を振り払うかのように勉強していました。

 そんな生活にも慣れてきて、気がつけば外ではセミが鳴き、太陽が照りつけていました。そして迎えた8月センター試験本番レベル模試。終わってみて確かな手応えを感じていました。結果も最高得点をマークし、この良い流れに乗ろうと二次試験対策重視へとシフトしていくことになりました。

 難しい過去問、始めたばかりの数学Ⅲに悪戦苦闘する毎日。雲行きは怪しくなりはじめました。月日は流れ、肌寒さを感じるようになった10月11月、ここで現実を知ることになりました。センター試験本番レベル模試では点を落とし、大学別模試ではD判定の連続。しかし、ここで諦めたらそれこそ終わりだと、腐りかけていた心を奮い立たせ、ラストスパートをかけました。ひとまず二次試験のことは忘れ、センター試験対策のみを進めた1ヶ月半。

 気がつけばあっという間に本試験の日になりました。落ち着いて解き進め、終わってみれば最高得点を叩き出していました。そしてこの流れのまま二次試験も落ち着いて解き、合格を勝ち取ることができました。やはり本番に焦らず解くことができたのは根拠のない自信を持ち、それを裏付ける努力をし続けたからだと思います。

N.E先輩(2016)小千谷高校出身

金沢大学 理工学域 自然システム学類進学

 東進に通っている人はだいたい頭がよく高い志を持った人なので、周りにいるだけでも相当な刺激になると思います。僕はなるべくグループに属して、自分に絶望、又は、慢心を抱くことがないよう、ほどよい刺激を受けるようにしました。

 受験は見た目は個人戦ですが、実際は自分ひとりではなにもできないくらい難しいものです。これから東進で学びたいという人は、早急に友人を作り、その友人とともに切磋琢磨することを強くお薦めします。

 僕はとても底辺からのスタートでした。現役のころはすべての大学がE判定、無謀にもスベリ止めをほぼかけずに国立に突っ込みました。そして、それから1年後、こうして国立に合格することができました。今、なにが昨年と違ったのだろうと思い返してみると、学力もそうなのですが、やはり、東進の偉大な先生方に多くのことを学んだ点にあると思います。それにより受験に対する意識、考え方が変わりました。

 1番心に響いたのが、「受験は通過点であり、合格がゴールではない。」という言葉です。合格したらあとは遊んで暮らせるとかじゃないんです。今後、大人になっていく中での通過点にすぎないのです。だから皆さんも将来の自分を想像して、つらいときはぐっとこらえて、目を輝かせながら取り組んでください。受験で一番大切なのは自分に勝ち、やることを継続できるかどうかです。意識が変わればもう志望する大学には合格していますよ。

I.S先輩(2016)長岡高校出身

横浜市立大学 医学部 看護学科進学

 結果が出た今、この一年を振り返ってみると、苦しかったという思いよりも、すごく充実した楽しい一年だったという思いが強いです。そう思えるような一年を過ごせたのは一緒に頑張れた仲間の存在が大きいと思います。

 入学して最初のHRで自己紹介がありましたが、結局新しい人を一人も覚えることなくその場は終わり、そのあとも高校が同じ友達とお昼を食べたりすることが多くありました。しかし、なぜか自然と人数が増えて最終的に7人ぐらいで談話室にいることが多くなりました。ご飯を食べながらどうでもいいことを話して気分転換したり、地理や化学の問題をひたすら出し合って知識を詰め込んだり。よくわからない人達だったけれど、どこかちゃんと意識を高く持っていて、目標もしっかりしていて、そんな仲間から受けた刺激は私のモチベーションの大部分を占めていたと思います。談話室メンバー全員が国公立に合格できたのは、本当に嬉しかったです。

 これから一年高卒生として頑張る皆さんにも良い刺激を与え合うことができる仲間を見つけてほしいと思います。HRで席が隣の時やお昼ごはんのタイミングが偶然同じになった時など、最初はもちろん緊張すると思うけれど、そこで声をかけた仲間がきっとこの一年の大切な仲間になるはずです。この一年悔いなく充実した一年になるように頑張って下さい。

M.R先輩(2016)小千谷高校出身

新潟大学 教育学部 学校教育課程社会科教育専攻進学

 私は大学で見聞を広め、さまざまな人と出会い、自分の夢を実現するために東進に入学しました。入学した頃は勉強ばかりの日々から逃げ出したいという思いが強かったのですが、友人や先生とのささいな会話が勉強漬けの毎日に楽しみを与え、東進での生活に慣れていくことができました。

 初めの頃は自由登校日である日曜日は登校せずに家で休んでいましたが、夏頃からは半日の間東進に行くようにして、学習量を増やしていきました。そのおかげで、過去問合宿や模試で点数を上げることができました。

 秋になると安定して点が取れる教科と、取れない教科が出てきました。特に安定して取ることができなかった教科は国語でした。満点を取ることができるときもあれば、漢字しか点が取れないときもあり、苦しんでいましたが、最初に選択肢を見るのではなく、自分なりに解答を作ってから正しい選択肢を決めるという方法を教えてもらったので、点が取れるようになりました。

 センター試験の後は、私は過去問演習講座と、先輩達が私達のために残してくれた赤本や問題集、参考書を活用して勉強しました。多くの大学の赤本があったので、さまざまな世界史の問題に触れることができ、大学入試に備えることができました。

 これから高卒総合コースに入学する人は一年間勉強のみの生活になります。勉強ばかりの生活の中で休みたい、遊びたいと思う人も中には出てくると思います。その時は一、二時間は遊んでもよいと思います。なぜなら、体や精神が病んでしまうからです。

T.M先輩(2016)宗像高校出身

新潟大学 農学部 農学科進学

 僕は高校3年間を部活したり、友達と遊んだりして、勉強はあまりしていませんでした。大学受験に向けて勉強しなければいけないことは分かっていたけれども中々やれていませんでした。本番近くになると勉強はするけれども身が入っていなかったり、基礎がなっていないのに実践問題ばかりやって土台が出来ていない状態で受験勉強をしてしまい、見事にセンター試験で失敗をしてしまいました。センター試験が悪かったので志望校も下げたのですが、それでも落ちてしまい親に迷惑をかけてしまいました。

 浪人することになり、父に紹介されたのが東進衛星予備校でした。入学すると高速基礎マスター講座というものがあり、とても助かりました。特に英単語、英文法のマスターが役に立ちました。現役の時はどうしても暗記が苦手でしたが、マスターだとゲーム感覚でやれるので、どんどん暗記ができました。さらに英語は音読をしなさいと言われたので音読をすると英文を読むスピードも上がり、体を使って語学を学習できているなという実感がありました。

 浪人生活で一番大きかったものは友達の存在です。僕は福岡から引っ越してきて同じ高校の人がいなかったので心配でしたが、すぐに仲良くなりました。友達がいるとお互いに話したりして不安が取れたり、やる気が出てきました。そのおかげで勉強に対して気が重くなったりせず1年間頑張れました。だから後輩の皆さんも新しい友達を見つけて、1年間第一志望校へ向けて頑張って下さい。

H.H先輩(2016)小千谷高校出身

長岡技術科学大学 工学部進学

 私は、現役生の時、受験に失敗してもう一回受験をしようと決意し、浪人生として、高卒生として、東進に入学しました。初め、私は東進の講師の人達はどのような授業を展開していくのかわからない状態で、現役生の時の先生方より難しいことをするのかと思っていましたが、全くそんなことはありませんでした。東進の講師の方々はとてもわかりやすく、目から鱗の授業で、なぜ現役生の時から通わなかったのかと思ったくらいの授業でした。

 4月から7月までは毎日、目から鱗の授業を受けて、8月はセンター試験の過去問を7年分解きました。私は国公立の理系なので、国語・数学ⅠA・数学ⅡB・化学・物理・英語・リスニング・地理と、科目数が多い方だったので、正直大変でしたが、やり通した後には達成感を感じることができました。9月から1月に私は8月に過去問を解いた時の弱点強化のため、復習受講をしたり、追加オプションの受講を受け、ひたすら過去問を解いていきました。

 センター試験当日、私は電車で通っていたのですが、降雪の都合で止まってしまい、バスで行くことになり、バスの中でアプリ版高速基礎マスターをやったり、参考書などを見たりしてから本番に臨んだ結果、今までの模試より良い点数を取ることができました。その後の二次試験に向けて、もう一度復習受講したり、志望校の過去問を解いたりして、二次試験に挑んで見事合格しました。

 この1年間、初めはとても長いと思いましたが、終わってみてから思うと、とても短かったと思えるほど充実した1年でした。私と同じようにもう1年頑張る決意をした人は、後悔のない1年を送って下さい。

S.R先輩(2016)長岡高校出身

島根大学 生物資源科学部 生物科学科進学

 この東進での生活は自分にとって、とても有意義なものであったと思います。なぜならば、多くのことを経験できたからです。その中でも特に印象的であった経験についてここでは述べたいと思います。

 それは、結果が出るとますます楽しくなってくるということです。自分は最初、かなり成績が悪かったので成績が上がるのか不安でした。ですが、基礎から確実に固めていく、という東進のスタイルのもとで勉強を進めていくことで成績がゆっくりではありますが上昇し始めました。特に英語がこの一年でかなり伸びました。高速基礎マスター講座や、今井先生のC組英語など、単語や文法をしっかり学んでいくことで何と、今年のセンター試験では筆記で8割以上を取ることができました。

 何事もそうかと思いますが、このように努力が結果として出ると、とてもうれしい、楽しいものだなあと思います。また、学習意欲も湧いてきて、より勉強が好きになるきっかけにもなります。(多分これが一石二鳥というものではないでしょうか)

 しかし、勉強しているのに中々結果が出ない、という人もいるかもしれません。そういう人は一度、自分より成績のいい人や先生に、どうやったら成績が伸びるかを聞いてみるとよいと思います。とても参考になります。僕自身も自分の勉強法では点数が伸びなかったので、友達のやり方をまねてやってみたら、一気に点数が伸びました。

 自分一人で悩まず、色々な人に相談しながら、話し合いながら、受験を乗り切って下さい。応援しています。

N.M先輩(2016)小千谷高校出身

富山大学 芸術文化学部 芸術文化学科 造形芸術コース進学

 国公立大学の発表後、悔しい気持ちで東進生として新学期を迎えました。入った頃から必死で取り組みましたが、すぐに折れてしまいました。張り切りすぎることは続かないと実感し、それからは、昨年度の自分と比べて頑張れているか、という所に注目して、自分自身と競争して春を乗り越えました。夏は模試やセンター過去問を解き、基礎力の足りていないところに焦り、復習をしました。それでも結果はすぐについてはきませんでした。

 今までの甘えの入った学習から、積極的にプリントや復習受講に取り組んだ秋。夏で見つかった弱点の克服には苦労しましたが、できるようになってくると、やっと余裕が生まれました。心のほうも、志望大学でどんなことをしたいか考えることができ、目標が近くなってきたことを実感しました。

 冬に入ってからは演習量を増やし、時間や形式に慣れるようにしました。一日一日はあっという間に過ぎ、過ぎた後に後悔が生まれました。日々、後悔のないように全力で勉強しなければならないことを実感した一年間でした。

 どんな学習にも意味はあり、自分がどれだけ真摯に取り組めるかによって重さが変わると思います。これから一年頑張っていく皆さんが一分一秒を悔いなく過ごせることを応援します。私は、東進で知識の他に生活していく上での心構えや家族の協力に感謝することを学ぶことができました。大学でも知識を深めていくと思いますが、それ以外で人として成長していくための日々の挑戦を欠かさずにしていきます。

Y.Y先輩(2016)小千谷高校出身

日本大学 経済学部 経済学科進学

 この一年は本当に辛く辛く辛かったです。何をしてもちっとも報われないような気がして、周りの人の努力は報われているように思えました。自分には才能が無いだとか、本当に考えてその度に何度も腐りそうになり、勉強したくなくなりました。ですが、またその度に担任の先生や家族、友達などに励まされ、歩みを止めることなく一年をやってこれました。今の自分は一人の力だけではなく、多くの方々から支えられたからだと心から思いました。本当に感謝しています。

 来年、惜しくも志望校に入れず浪人を決めた人は、腐らない覚悟を持った方が良いと思います。どんなに試行錯誤を繰り返しても点数が上がらなくても、どんどん試してください。点数や偏差値など目に見えなくても、その努力は絶対にどこかで出てくるので、諦めずによりよいものを探求して下さい。目に見えるものが全てではありません。

 今後の目標として、自分もさらによりよいものを求めて飽くなき探求を続けていきたいと思います。

 一年間ありがとうございました。

K.T先輩(2016)小千谷高校出身

水産大学校 水産流通経営学科進学

 僕は、高卒生として4月に東進に入りました。高校生の頃は基礎が曖昧なまま応用に進んで、わからなくなっていたのが、東進で基礎からやることで解消されました。思えば現役で失敗したのは、基礎ができていなかったからなんだと考えることができました。

 学んだことは、地道な努力が大切なんだということです。努力なしで全ての科目ができるということはないのが分かり、センスがないと思っていた科目も努力すればそれなりにはなるという結果が出ました。そのことで努力という習慣を学びました。初めは、先が見えなかった英語も、一歩一歩進んでいくことができました。志望校に合格して今思うことは、終わって良かったということと、地道な努力というものを学べて良かったということです。

 長期間にわたって勉強を続けることができた要因は、必須登校日と校舎内学習時間です。正直いやになることも多かったけれど、登校しないといけないと思って東進に行くことで、嫌々でも学習をする習慣を続けることができました。やはり、強制されないとできないこともありますので、それが一番の助けになったのではないかと思います。

 今後の目標は、日本の水産や貿易に関わる仕事に就くことです。この大学校ならば、その目標に近づくことができるから志望したので、元々の目標を忘れずに努力していきたいと思います。最後に後輩の皆さんへのアドバイスは、好きなことをするためなら、嫌々でもやれば力になります、ということです。

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