上昇体験記(2019)

金沢大学 人間社会学域 国際学類 進学

2019年度生 M.A先輩

 私は最初浪人することに対して劣等感を抱いていました。現役合格した同級生が大学生活を楽しそうに送っているのを見ると羨ましくて仕方がなかったです。また、現役の時は少し判定が厳しい中で金沢大学を受験したので、志望校のレベルを下げるべきだったと後悔したり、お金を払ってくれる親に申し訳なく思いました。6月頃まではずっとそんな気持ちがあって、今振り返るとこの時期が一番辛かったです。でも、担任の先生や両親が私のこだわりを肯定してくれたり、周りの高卒生が一生懸命頑張っているのを見て、段々と前向きになれました。もう一度もらえたチャンスを無駄にしないように頑張ろうと思いました。そう吹っ切れてからはもっと勉強に集中できるようになり、1日1日があっという間でした。時々体調を崩してしまうことがありましたが、コツコツと勉強できていたと思います。毎日勉強して積み重ねたものが大きい分試験当日はかなりプレッシャーを感じましたが、なんとか打ち勝って第一志望校に合格することができました。
 大学では世界の視点から日本のことを学び、将来日本の良さを世界に発信できたらいいなと思っています。現役の頃は自分のやりたいことが漠然としていましたが、この1年ではっきり言えるようになりました。自分のことをじっくり考えられたのは浪人してよかったことの1つかなと思います。
 浪人を決めた皆さんが今どんな思いでいるのかを知ることはできませんが、浪人が望んだ結果ではないことは確かだと思います。でも、この1年頑張ったことは絶対に無駄になりません。ぜひ最後までやり切ってほしいです。応援しています。

東京学芸大学 教育学部 教育支援課程(E類)

2019年度生 C.O先輩

 現役の時の私は、大学受験を甘く考えていました。志望校全てに合格できず、初めて大学受験の大変さに気づきました。
 浪人が決まった私は東進に通う決意をし、この1年は絶対に無駄にしないと決心しました。しかし、受験勉強をする中で点数が思うように上がらなかったり、苦手教科を克服できなかったりと、辛い事が次から次へと出てきました。そんな時には、友人と一緒に昼食を取ったり、話したりすることで「辛いのは自分だけじゃない」と思うことができました。
 浪人することは簡単ではありませんでしたが、東進の先生方、講師、高卒生の仲間、家族のおかげでなんとか乗り越えることができました。本当に感謝しています。ありがとうございました。
 後輩の皆さんもそれぞれの思いがあって今、東進にいると思いますがこの1年は辛いと思います。しかし、この1年が勝負です。この1年を頑張ればきっと良い未来が待っています。私は人を支えることのできる人になれれるように勉強を頑張るので、皆さんも実りある1年にして下さい。応援しています。

東京女子医科大学 医学部 医学科 進学

2019年度生 S.O先輩 

 浪人して間もない頃、担任の先生に「この浪人の期間で今よりも大人になろう」というようなことを言われた。朝9時から夜9時まで勉強することに最初は慣れなかったり、親と進路のことで揉めたりと、初めは自分のことしか考えていなかった。でも浪人すると決めたのは自分で、自分のために浪人しているのに私は身勝手すぎると思うようになってから私は少し変われた気がする。
 親に反対されて浪人できない友達や自身の限界に気づいて浪人をやめた友達がいる。予備校の環境が合わなくてうまく勉強出来なかった人がいる。そんな中、私は両親に「1浪までだったら応援する」と言われ、双子の妹や友達から「絶対に医者になれるよ」と言われ、多くの人から背中を押された。推薦に落ちた日、センターで失敗した日から立ち直って浪人期を乗り越えられたのは自分だけでなく、周りの人や環境があってこそだと思う。
 私には東進という環境が合っていて、自分のペースで進められたり、家から近かったりと、とても通いやすかったように思う。
 「浪人は悪いことではない」って嘘だと思っていたけど本当だった。私は浪人があってこその人生が自分に合ってるかなと思えた浪人期を過ごせた。東進には長くお世話になりました。ありがとうございました。

酪農学園大学 獣医学群 獣医学類 進学

2019年度生 S.K先輩

 私が東進を選んだのは、拘束力がそこそこ強く、私のだらしない生活習慣を正すことができると思ったからです。私は現役時代は全く勉強習慣が確立できておらず、志望校に合格できませんでした。そうなることは何となくわかっていたので、受験が終わった次の日には予備校に行って勉強をしていました。
 今後の浪人生活のことを考えると、モチベーションが上がらず、予備校に行きたくないと思う日もありましたが、休むことへの背徳感に耐えられないということと、何より登校して教室に入ると、黙々と勉強している同じ高卒生の仲間がいて、みんなの頑張っている姿を見ると「自分も頑張らなくては」と思えました。
 私は英語に苦手意識があり、数学は得意でしたがケアレスミスが多く、化学は嫌い、と受験科目全てに問題がありました。1年間勉強する上で、その問題点から逃げても仕方がないので、正面から向き合い、やるべきことをひたすらやっていく毎日でした。そうするうちに、英語は「読める・わかる」感覚が出てきて得点も伸び、数学はミスをゼロにすることはできませんでしたが、かなり減らすことができ、化学も「好き」というところまではいきませんでしたが得点は順調に伸びて得意教科にすることができました。そして、現役時代には合格できなかった獣医学類に合格することができました。
 私はこの1年で「問題と向き合い、やるべきことを実行すれば、必ず結果に表れる」ということを学びました。志望校に合格できた今、次の目標は国家試験合格です。この1年でやってきたことを新たな環境でも生かしていきたいと思います。後輩の皆さんも、思うようにいかないことも多々あると思いますが、自分の力を信じて、問題と正面から向き合い、やるべきことを実行して下さい。必ず結果に表れるはずです。応援しています。

文教大学 文学部 英米語英米文学科

2019年度生 T.S先輩

 4月に1校のみしか合格していなかった私は、迷わず浪人を決意しました。東進では受講を中心に1日12時間勉強し、成績はぐんぐん上がっていきました。
 4ケ月経った8月、センター過去問演習10年分実施の演習会がありました。毎日のように演習した結果が出てくることに、強烈なプレッシャーとなり体調を崩してしまいました。以降3ヶ月間は勉強することができない状況に追い込まれてしまいました。そんな中、担任の先生が1週間に1度必ず連絡してくださり、体調等を気遣ってくださいました。またこの状況を聞きつけた知り合いが、大阪に呼んでくださいました。行くかどうか迷いましたが、「このままではいつまで経っても変わらない!」と思い、大阪に行くことを決意しました。不安で一杯の中ではありましたが、そこで出会った人達、出来事、景色を見て、内にこもっていた自分が情けなく、バカらしくなりました。
 大阪から帰宅した翌日、再び勉強を始めました。塾に行くことはできませんでしたが、自宅受講や単元ジャンル別演習を活用しどん底に落ちた成績を少しずつ上げていくことができました。本番も落ちついて問題を解くことで、6つ合格することができました。
 私は長く辛い浪人生活で様々な経験をすることで、将来やりたいことがはっきり分かりました。将来は母校の高校で教師を目指しています。そのために学ぶことはたくさんあると思いますが、人・本・旅を大切にしていきたいと思います。

新潟大学 人文学部 人文学科

2019年度生 N.S先輩

 浪人を決めてから1年間勉強に励み、なんとか志望校に合格し進学できることになりました。多くの教訓を得た浪人生活だったと感じています。この1年で重要なことは「現実から目を反らさず立ち向かう」ことだと思います。
 私は高校受験の時、成績は合格できるかぎりぎりの成績だったが合格できたため、大学受験も同じように楽観視してしまい、全ての大学に不合格となってしまいました。しかしこの1年は模試の判定に真摯に向き合い、成績を順調に上げていくことができました。それは私だけでなく、担任の先生からの客観的なアドバイスをもらえたからだと思います。
 1年間勉強に対するやる気が湧かなくなったこともたくさんあったけれど、東進で大学合格という1つのことを目標に頑張った日々は素晴らしい経験になったと思います。

上越教育大学 学校教育学部 初等教育教員養成課程 進学

2019年度生 M.Tさん

 合格することができて、ホッとしています。昨年受験に落ち、周りが大学に進む中で塾にこもり、毎日約10時間勉強することや、塾の約束としての携帯を預けることが私は辛かったけれど、それが合格の決め手だったのかもしれません。昨年の受験は、自分を何か否定されたような気持になりましたが、努力が足りなかったとも思えました。だから辛いけれどもう一年頑張ろうと決めました。たとえ合格できなくても後悔しない努力をしました。しかし、センター試験では実力を思うように発揮できず悔しかったです。でも、結果的には合格を掴み取ることができました。
 友達との遊びも思い切り楽しめない自分がいて、勉強しなくていいのか罪悪感が頭によぎる日もあり、辛い一年だったけれど、それ以上に得たものも大きかったです。英検取得や国際交流、毎日同じ部屋で勉強して身につけた学力、鼓舞し合った浪人生の仲間と過ごした日々、全てが私にとってかけがえのない大切な時間となりました。
 東進では勉強時間で競い合うなど、良い仲間に恵まれ、レベルの高い環境で勉強できて良かったです。迷惑ばかりかけたけれど側で支えてくれた家族、友達、親身になって支えて下さった担任の先生など多くの人に感謝しています。合格することができた今は、浪人して何もかもやりたいことを我慢した努力が報われたこと、教師という夢に近づけたこと、本当に良かったです。
 でも、まだここはゴールではなく、スタートラインです。次は教員採用試験に合格する為に、また努力します。そして私は十分に教育を受けられない世界の子供たちの支援もしていきたいと思っています。私は浪人をして、多くの人に支えられていることを改めて実感しました。浪人したことに意味のある一年を過ごすことで一人でも多くの受験生の努力が報われることをお祈りしています。「頑張ればいつかは必ず夢かなう」私はこの言葉を信じています。

信州大学 経法学部 総合法律学科 進学

2019年度生 R.N先輩

 東進で過ごした日々を通して、勉強のことについてはもちろん、勉強以外のことについてもたくさん学ぶことができました。
 まず勉強のことについて、東進では他の予備校とは違い映像で授業を見ることになります。学校の授業と異なり、自分のペースで巻き戻したり、早送りしたりして授業を受けることができます。僕は理解が早い方ではなかったので、割とゆっくり授業を受けていた方だったと思います。東進のテキストを使って授業を受け、東進のテキストを使って復習するといったごく普通のやり方で学習を進めました。2ヶ月に一度行われるセンター型の模試を通して自分の実力を計り、2ヶ月後までに何をできるようになっていたいかを考え、それに向けて何をするかを決めていました。僕が学習を進める上で大事にすることは、自分なりのやり方を確立できるように意識することです。このことは林修先生に学びました。東進には非常に優秀な先生がたくさんいて、様々な学習方法を提示して下さいます。ですが、それを鵜呑みにするのではなく、様々な方法を試した上で自分なりの方法論を見つけることがとても大切だと思います。
 次に勉強以外のことについて、自分の将来の方向性を定めることができました。受験勉強を進めるにおいて、嫌でも自分と向き合わされ、その度に自分について考えることになります。その中で自分の特性に次第に気づくようになりました。具体的な職業は決まっていませんが、自分と向き合えたことで将来のために大学で学びたいことを見つけることができました。受験勉強を通して必ず壁にぶつかることがあると思います。その壁を乗り越えても大学に合格できるかはわかりません。大学合格をゴールにせず、常にその先を見つめて頑張ってほしいと思います。

新潟大学 経済科学部 総合経済学科

2019年度生 M.K先輩

 現役時代の私は、受験というものに対して認識の甘さや、やる気のなさがありました。なんとなく日々を過ごし、適当な勉強で受験に臨んでいました。当然、センター試験本番では話にならない点数を取り、受けた大学は全て不合格となり、ようやく事の重大さに気づき浪人することを決意しました。
 初めの頃は、先輩方の合格実績などを見る中で、本当にこんなに伸ばせるのだろうかと不安に感じていましたが、東進に通っているうちに、仲間の熱い思いや週に一度行われるHRでのランキングを見て、刺激をもらい熱心に勉強するようになりました。受講や過去問合宿、そして模試の成績も少しずつ上がり”順調”と思っていましたが、8月の模試で自分の手ごたえとは程遠い点数を取り、心が折れそうになりました。しかし面談で「手ごたえがあった次は必ず手ごたえ以上の結果が出る」と言われ、その言葉を信じて勉強を続けました。この時から閉校時間まで校舎にいることを心掛けたり、テキストをもう一度丁寧に復習したり、演習量をさらに増やしたりと習慣を変えたのですが、これが見事にはまり成績も上がり自信となっていきました。そして、試験本番はもちろん緊張していましたが、”今までこれだけやってきたんだ”という強い気持ちを持って臨めたので、合格を掴めたのだと思っています。
 最後に、合格はゴールではなくスタートです。恵まれた環境で勉強させてくれた親や最後まで支えて下さった東進の職員方に感謝しながら、浪人生活で培ったことを糧に多くのことを学び、挑戦し、充実した日々を過ごし、さらに自分を成長させることができるように頑張っていきたいです。これから東進で頑張ると決めた皆さんも、毎日を大切にして夢や目標に向かって走り続けていって下さい。応援しています。

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