明星大学 教育学部 教育学科 進学
2021年度生 S.U先輩
私はこの東進での1年間の学びを通して、苦手なものでも諦めない心を得ることができました。私は大がつくほど英語が嫌いで苦手でした。今までは他の教科の勉強ばかりやり英語の勉強は全くやっていないのにも関わらず”頑張った感”だけある状態でした。しかし今年は段階を踏んで講座を取り、毎日英語に触れることを目標にしました。担任の先生に毎日センター試験の大問5と大問6を1問ずつ宿題として出して頂き、さらに朝は音読、高速マスター基礎力養成講座の日本語入力編を繰り返しました。そのような日々を過ごしていると少しずつ正答率や英文を読むスピードも上がり、好きになることはできませんでしたが、共通テストや私立大学でも満足のいく点を取ることができました。
これらは将来の夢が小学校教員になることである私にとって、とても良い経験になったと思います。児童に色々なものを教える時に、苦手なものを克服しようと前向きに取り組んだことのある者は説得力が増し、良い教師になれると思います。なので私は大学では積極的に行動して様々なことに前向き取り組んでいきたいと思います。受験生の方々は苦しい1年になると思います。その時に大切なのは周りの友達や先生方です。互いに声を掛け合ったり、分からない時はためらわず助けを求めることで良い精神状態で自分の実力を上げられることになる思います。ありきたりではありますが将来の自分のために頑張って下さい。
日本大学 生物資源科学部 獣医学科 進学
2021年度生 T.0先輩
私は3月に浪人することを決め、4月頃東進に入りました。一年間東進で余計なことを考えずに勉強だけ頑張りました。だから東進では勉強したこと以外あまり思い出はありません。獣医になるためだけに毎日コツコツ勉強し、模試の結果も思った通りに伸びていきました。結果合格できました。
ここで一つ皆さんにメッセージを送るとしたら、”諦めも肝心”ということです。「勉強が嫌だ」と言うのは諦めて下さい。言ってもどうにもならないからです。どんどん自分が嫌になるだけです。私は勉強は嫌いでしたが、それを口に出すことを諦め、「やるしかない」と腹をくくった時から、成績は伸びていきました。楽しくはないですが、学習した成果が模試結果などに表れると、嬉しい気持ちにはなりました。
大学に入ってからは、獣医の資格取得のための勉強が始まります。ここで学んだ教訓を生かし、「やるしかない」と腹を決めて勉強し、資格を取得し、立派な獣医になりたいと思います。
新潟大学 人文学部 人文学科 進学
2021年度生 M.K先輩
私は高校1年生の時から東進に通い、講座をとって学習していました。とはいっても、人間関係の悩み事が多いことを言い訳にして真面目に勉強しておらず、結局3年生の時に受けた大学は不合格でした。真面目に勉強してこなかった私は、勉強漬けになる日々のつらさが分からず、親に言われるままに浪人することにしました。
東進の高卒生コースに入学した後、受講する講座を決めるための三者面談がありました。私は1つ1つの講座の金額を見て、その時初めて両親がどれだけのお金を私の勉強のために費やしてくれていたのかを知り、現役時に時間とお金を無駄にした後悔を感じて涙が出てきました。そのため、この1年は必死に勉強しました。
苦手だった世界史では加藤先生の話を自分の言葉で置き換えてテキストの余白にメモすることで力をつけ、8割以上得点できるようになりました。他の科目でも覚えたことや日頃の学習の成果が点数に出てくることでとても達成感がありました。友達と毎日隣の席で勉強し、彼女の頑張る姿を見て私も頑張れました。共通テスト後も気を抜かずに毎日二次試験の過去問を解きました。
そして二次試験の後、自分の実力を精一杯出すことはできたけれども、他の受験生はもっとよくできているような気がして、不合格を確信しました。だからこそ、合格発表の日、自分の受験番号を見つけた時は本当に嬉しかったです。文章に表すことができないような嬉しさでした。
私は今、夢だった第一志望の大学での勉強にすごくわくわくしています。また、大学での4年間こそ、両親が自分に費やしてくれる大切なお金を絶対に無駄にしないようにしたいです。両親は私の人生の恩人です。
金沢工業大学 情報フロンティア学部 経営情報学科 進学
2021年度生 K.K先輩
去年の今頃、前期試験の合格発表を見た時に浪人を決めました。正直、あの頃の私は甘すぎたと思います。一年も勉強して点数が上がらないわけがないと思っていました。来年は大学生してるんだろうなーと思っていました。でも、浪人生になってみると楽しいことはなく、何度も自分を見失いそうになっていました。
4月に浪人生を始めて最初は勉強するのも楽しく、とても充実していたと思います。でも、10月や12月の模試を受けても全然成績が上がらなかった時は本当に辛かったです。今まで勉強したことが今につながっていないのを認識すると、その後の勉強も本当に自分のためになっているのかわからなくなってしまいました。結局共通テスト本番では大して点数も上がりませんでした。でも、そこからすぐ切り替えて私立の勉強ができたのは本当に良かったと思います。私立入試は過去問を何年分かやりましたが、これはやればやるほど点数が上がっていって、自分のためになっていることを実感できました。
辛い1年で、自分の認識の甘さを学びましたが、頑張って勉強したことは確かなので、この1年で思ったことを忘れずに今後に生かしていきたいです。
新潟大学 農学部 農学科 進学
2021年度生 H.K先輩
現役時代、私は新潟大学に入れたらいいなと思っていました。将来、夢ややりたいことが全くわからない自分にとって、地元国立大学は聞こえも良いし、就職にも強いのでとても魅力的でした。しかし、勉強がそもそも好きではなかった私は学力が伸びず、共通テストでも悲惨な結果となり、レベルを下げて受験した山形大学、福島大学に落ちました。今までの人生何とかなってしまっていた自分は、このまま何となく受かった私立大学に行って何となく就職し、何となく人生を送ることに恐怖を感じ、やりたいことを見つける一年にする、という気持ちのもと浪人を決意しました。実際、同級生と一年のラグが生じること、一つ下の後輩と同級生になることは正直とても嫌でした。でもそれに勝るくらい怠惰な自分を許せませんでした。
浪人を決めてからは金沢大学を目指しました。私の高校で進学した人がいなかったからという不純な動機ではありましたが、自分の身体を動かすには十分すぎるものでした。毎日電車に乗って校舎まで通い、朝から夜までパソコンと向き合って勉強をするのは、しんどい以外の言葉は浮かびませんでした。しかし模試が訪れるにつれて学力の向上が見え、秋までE判定だった金沢大学が、最後の模試でA判定が出ました。やってきて良かったと思えた初めての瞬間でした。しかし金沢大学は不合格でした。浪人して真面目に1年間勉強したくらいで合格できるような大学ではなかったし、自分の不甲斐なさでいっぱいでした。本当はあまり受けたくなかった新潟大学の後期を先生と親に背中を押されて受けました。結果合格しました。最後までやり切った私に神様が微笑んでくれたような、そんな気がします。
浪人は正直しんどいです。やらない方が良いです。それでもやると決めた人は最後までやり切りましょう。
上智大学 総合人間科学部 教育学科 進学
2021年度生 M.T先輩
1年前、第一志望校に全く手が届かない点数で不合格となり、浪人することになりました。1年間色々なことがありましたが、本当に充実した1年でした。今年も第一志望校に合格することはできませんでしたが、今年は合格点と僅差での不合格でした。ここまで成長することができ、私立大学3校からは合格をいただくことができた私の1年を、ここに述べさせていただきます。
私はこの1年、頑張ったと自信を持って言えるほど頑張ったと思います。朝から晩まで校舎で勉強し、1日10時間から12時間の勉強を続けました。向上得点ランキングでは、何度か全国1位を取らせていただけました。これほど頑張った1年は人生で初めてでした。
しかし、こうして頑張る中で心が折れてしまうことも多々ありました。模試で結果が出ない事、調子が悪くて思うように勉強できないこと、周りからのプレッシャーなどで何度も押しつぶされ、泣いてしまいました。その度、担任の先生に面談をしていただき、立ち直って頑張ることができました。先生には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。
この1年を振り返ると、人として成長できた1年だったと思います。浪人生はどんなにつらくても逃げることができません。だからこそ、人として強くなれた1年だったのだと思います。今は浪人して良かったと感じています。
これを読んでいる後輩の皆さんも受験勉強はつらく苦しいと感じていると思いますが、ここで頑張ればその分合格した時の喜びは大きいと思うので、大変でも頑張って欲しいです。応援しています。
私は今後、日本の教育をより良くするという目標に向かって教育学の勉強を頑張ります。不平等の多い日本の教育を自分の力で変えていきます。最後に、私を支えて下さった全ての方に感謝します。本当にありがとうございました。
名古屋大学 医学部 保健学科/理学療法学専攻 進学
2021年度生 匿名希望
僕は現役時の7月から東進に通い始め、様々な学習に取り組んできました。英・数の講座に始まり、共通テスト演習、二次試験演習もやりました。当時の僕は「これだけやっているからなんとかなるだろう」と思っていました。なんとかなりませんでした。今思うとそもそもの勉強量が足りていなかったのだと思います。浪人することを選び、1年を勉強に費やした後では、その辺りの捉え方が全く変わりました。
最も大切なのは時間の使い方を決めることだと感じました。なんとなく勉強を始めてしまうと、徐々に苦手科目を避け、得意なものばかりをやるようになってしまいがちです。まずはどれだけの時間を確保できるのか把握しそれをバランスを見ながら割り振るところから始めるべきだと思います。加えて、自分の力量を正しく見極めることも重要です。身の丈に合ったレベルの教材から始めること、他人がやっているからと言って安易に手を出さないことも大切だと思いました。
大学ひとつに合格するために自分の努力が必要なのはもちろん、家族に多大な負担を強いることも認識するべきです。何ヶ月も勉強し続けることが強烈に大変なことだと身をもって体験しましたが、家族も同じだったと思います。よく言われることですが、感謝の思いを持つこと、無理にそれを表せとは言いませんが、それを忘れずにいればより良い行動ができるだろうと思います。
岩手医科大学 医学部 医学科 進学
2021年度生 M.M先輩
この浪人した1年間は楽なものでは決してなかったけれど、東進のスタッフの方や家族に支えられて乗り越えられたと思います。本当に入試が終わってから思うのが、1人では絶対にここまでは頑張れませんでした。目標を持って一緒に励まし合える仲間と東進に通うことで出会えたし、モチベーションになりました。
東進に通う1年間ずっと集中して頑張れたかと聞かれるとそうではありません。他の同級生のみんなは大学生活を楽しんでいる中、自分は勉強しないといけないという状況が辛くなることもありました。でも、そういう時に医師という職業について調べて、やっぱり諦めたくないと思えて何とか手が届いた感じです。
1年は長いようで本当に短いです。モチベーションが下がって、手が止まった瞬間でどんどん時間が過ぎていってしまいます。多分、自分と向き合わないといけない時間も多くなるので、そこでどう前に進めるかが本当に大切だと思います。受験自体が自分を見つめ直す良いきっかけになるので、現役生の方も浪人生の方も本気で取り組んでみて下さい。
東京理科大学 理工学部 電気電子情報工学科 進学
2021年度生 T.M先輩
現役時代に全落ちしてしまい、4・5月もしばらくは絶望感に見舞われてしまい、ペンを取る気にもなれませんでしたが、段々と勉強を再開し、8月からは2次試験の勉強も始めました。
モチベーションのアップダウンが激しく、自分の中でも苦労したことでしたが、とにかく勉強することが一番だと思ったし、それを続けていました。
とにかく苦しかった一年でしたが、これからの人生でもこれほど苦しいことはないと思うので、この一年を糧にこれからもどんな人間になるのかはわからないけれど、懸命に生きていきたいと思います。